2023.04.28 月額賃金平均10%アップ、新卒数年で1000万超も 富士通が報酬制度見直し
富士通は、海外での企業競争力向上に向け報酬制度を見直す。国内全社員を対象に月額賃金を平均10%、最大29%引き上げる。年収では平均7%、最大 24%アップする。大学新卒者の月額賃金は、昨年比2万5000円増の25万5000円とし、企業価値向上の中核を担う人材の定着と獲得を図る。
リーダークラスの人材では年収約1000万円以上、事業部長クラスは年収約2000万~3000万円程度となるという。
新卒者の賃金アップでは、修士新卒者の月額賃金も昨年比1万5000円増の27万5000円とする。今回の報酬制度の見直しと、既に導入済みのジョブ型人材マネジメントにより、新卒入社者は職務内容と職責の高さに応じて、入社後数年で年収1000万円以上も可能になるという。
(5月1日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)