NTTの20年3月期第3四半期（19年4-12月）連結決算は、売上高に当たる営業収益が第3四半期としては過去最高で、3・四半期連続の増収。東京都内で会見した澤田純社長は「データ通信が好調だったほか、電力会社エネットの連結子会社化でその他事業が伸び、この二つがけん引した」と説明した。

　一方、営業利益は移動通信事業（NTTドコモ）の通信料金値下げに伴う減益と、海外事業再編にかかるコスト増が響いて前年同期比5％のマイナス。純利益は...　　(つづく)