2023.06.07 東大先端研、ドラム演奏で認知症重症度をスクリーニング デバイスで上肢の運動機能測定

認知症重症度検査で使用されたMoffのウエアラブルデバイス

 東京大学先端科学技術研究センターの宮﨑敦子特任研究員、檜山敦特任教授らの研究グループは、認知症患者がグループでドラムをたたいている時の腕の動きで、上肢の運動機能を評価できる方法を開発した。腕の動きの測定には、医療向けサービスを提供しているMoff(東京都港区)の加速度センサーとジャイロ(角度)センサー搭載のウエアラブルデバイスを使用した。

 認知症のスクリーニングには現在、簡便な方法として高次脳機能を評価するための検査、神経心...  (つづく)