2020.02.13 関西ペイント正極用導電カーボンペースト トヨタ新型「ヤリス」の電池に採用

 関西ペイントの新開発の正極用導電カーボンペースト(スラリー)が、トヨタの次世代コンパクトカー新型「ヤリス」のハイブリッド車に搭載のリチウムイオン電池に採用された。

 同スラリーの初の実用化となる。同スラリーは車載用電池の正極膜を構成する材料の一つ、導電助剤となる導電カーボンで、導電性付与に適したカーボンの分散状態を実現した。

 従来品より粘度が低い液状物で、関西ペイントグループで培ってきた基幹技術である分...  (つづく)