2020.02.14 浜松ホトニクスがFTIR分光器、可搬サイズで高感度

FTIRエンジン C15511-01

 浜松ホトニクスは、小型FTIR(フーリエ変換赤外分光法)分光器「FTIRエンジン C15511-01」を開発した。可搬サイズ化により、製造ライン上での薬品のリアルタイムモニタリングや圃場での農産物の成分分析などへの応用が期待できる。国内外の分析装置メーカーに向け受注を開始した。

 同製品は、光干渉計や光検出器などを手のひらサイズにまとめた、波長1.1-2.5マイクロメートルの近赤外光に高い感度を持つ小型のFTIR分光器。  (つづく)