2023.06.30 米TIがマレーシアに半導体工場増設 KLとマラッカに組み立てなど 最大4500億円を投入

クアラルンプールの新工場のイメージ

 【マニラ支局】米テキサス・インスツルメンツ(TI)はこのほど、マレーシアで半導体の組み立て・検査工場を増設すると発表した。クアラルンプール(KL)とマラッカの2カ所で、既存の組み立て・検査工場の隣接場所に計画。最大で146億リンギット(約4500億円)を投じ、2025年の稼働を見込んでいる。

 このうち、クアラルンプールでは取得した建物を改装し、既存工場と連結。約9万平方メートルのクリーンルームを設ける。投資は最大96億リン...  (つづく)