2023.07.07 京大 野田教授らがPCSELで大型レーザー並み輝度実現 光波の結合状態の精密制御で可能に
京都大学工学研究科の野田進教授らのグループは、直径3ミリメートルのフォトニック結晶レーザー(PCSEL)を開発。CO₂レーザーや固体レーザー、ファイバーレーザーなど大型レーザー並みの1平方センチメートル角当たり100万kW(1GW cm-2sr-1)という、光加工に必要とされる輝度を世界で初めて達成した。
野田教授は「今回の開発は、製造現場などで使用されている大型、低効率、高コストの大型レーザーが、小型、高効率、低コストとい... (つづく)