2023.07.26 【TECHNO-FRONTIER特集】ノイズ研究所 DPIイミニュティ試験システム出展
ノイズ研究所は、試験工数やコストの削減に寄与するEMC試験システムを出展する。
DPIイミュニティ試験は半導体製品(IC)に対して行う。電源ラインにノイズ源となるRF妨害電力を直接注入して性能を評価する。
同社が開発した「DPIイミュニティ試験システム」は試験から誤動作判定までのプロセスを一貫して実施。
DPIイミュニティ試験は試験周波数に応じて電力を段階的に上げるごとに性能を評価し、誤動作状態を記録する必要がある。ノイズ研のシステムでは計測機器を設置してコネクター接続をした後はソフトウエア制御による自動化処理で誤動作判定まで行える。
DPI試験を終えたデバイスは「EMC等価性」が認められることになる。
EMC試験工数を減らして、高額な設備の導入費用を抑え、コスト低減につなげることができる。
放射イミュニティ試験は電波暗室で行うが、暗室を設置し試験機器をそろえるには多額の投資を要する。
ノイズ研の「簡易放射イミュニティ試験システム」なら必要最低限の設備で低価格な試験システムを構築可能だ。工業試験所などでの本試験前にプリチェックの目的で簡易的に利用できる。