2023.08.25 富士フイルムが写真展をパッケージ化 新サービスの提供開始

「〝PHOTO IS〟想いをつなぐ。会話と絆が生まれる写真展パッケージ」のイメージ

40色から選べるフォトメッセージカードの台紙40色から選べるフォトメッセージカードの台紙

 富士フイルムは25日、コミュニティーや企業が写真展を簡単に企画・運営できる新サービスの提供を開始したと発表した。スマートフォンでの写真撮影が一般化する中、リアルな「写真プリント」の価値を改めて提案するプロジェクトの一環として展開していく。

 新サービスは、「〝PHOTO IS〟想いをつなぐ。会話と絆が生まれる写真展パッケージ」。2006年に開始した参加型写真展をベースにパッケージ化したもので、写真のWeb応募システムや展示用写真プリント、写真を展示する簡易什器(じゅうき)を一括提供するサービスになる。

 手書きメッセージが書けるプリントサービス「フォトメッセージカード」の提供も同時に開始した。

 パッケージ化したサービスにより、例えば利用企業は、社員から募集した写真を社内に展示することで、コミュニケーションを活性化できる。地域コミュニティーや同窓会などでの利用も可能だ。

 富士フイルムイメージングシステムズの松本考司社長は「(新サービスで)職場が活性化し、働きがいやイノベーションの創出につながる」と語った。サービスは、最小40枚からの提供で価格は都度見積もり。専用サイトのフォーム(https://m.fujifilmmall.jp/photo-is-package/)から受け付ける。フォトメッセージサービスは、40色から選んだ台紙と写真を組み合わせてプリントできるサービス。裏面には、手書きでメッセージを書くことができる。価格は1枚550円(税込み)から。
 (後日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)