2020.02.26 DFAT細胞を用いた血管再生医療臨床研究 日大が世界初、板橋病院で

 日本大学は、重症下肢虚血の患者を対象に、患者自身の脂肪細胞を培養して作製した「DFAT(ディーファット)細胞」を移植する血管再生医療の開始に向けて準備を進めてきたが、このほど、これに係る再生医療等提供計画を厚生労働大臣に提出。日本大学医学部付属板橋病院でDFAT細胞を用いた世界初の血管再生医療の臨床研究を開始することになった。

 研究グループでは、これまでに、脂肪組織から単離した成熟脂肪細胞を「天井培養」という方法で培養して得...  (つづく)