2023.09.07 日本ケーブルテレビ大賞番組アワード 都内で開催

今年の受賞者ら

 「第49回日本ケーブルテレビ大賞番組アワード~コンテンツフェスティバル~」が7日、東京の品川ザ・グランドホールで開催された。主催は日本ケーブルテレビ連盟。

 今年のグランプリ総務大臣賞には、広域高速ネット二九六制作の「NEXTEP ~地域から…未来への提言~ 『高齢ドライバーによる事故を減らすには』」、準グランプリには、ケーブルテレビ制作の「道 ~ひとはかならず変われる~」が輝いた。グランプリ総務大臣賞は、柘植芳文総務副大臣より賞状とトロフィーが授与された。

 同アワードは、1975年に「日本CATV大賞番組コンクール」として始まり、業界の発展とともに、全国のCATV事業者が独自に制作する優れた番組を顕彰し、会員事業者が集い交流する場として毎年開催。地域密着と地域貢献の観点を踏まえ、優れた番組や制作者を称えて、業界内で共有してコンテンツ制作力の向上や地域コンテンツの認知度向上に寄与することを目指している。

 今年も映像作品として優れた番組を評価する「コンペティション部門」、地域密着のケーブルテレビならではの番組づくりを評価する「コミュニティ部門」、応募者の裾野拡大や制作者の育成を目的とした「新人賞部門」の3部門に賞が贈られた。この3部門全作品の中から「グランプリ総務大臣賞」「準グランプリ」を選定する。

 今年は、コンペティション部門には68作品、コミュニティ部門には58作品、新人賞部門には34作品、合計160作品の応募があった。その中から20作品が最終ノミネートに残り、各賞が贈られた。

 (12日付の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)