2023.09.20 ソニー、用途に合わせ最大40種類の嗅素を注入可能に 嗅覚測定のDX化目指す

におい提示装置と新たに開発したカスタムカートリッジ

 ソニーは独自の技術を通じて、嗅覚にも新たな価値創出を目指す。昨年10月、嗅素(においの素)を手軽に制御できる「Tensor Valveテクノロジー」を新開発。同技術を搭載した嗅覚測定スマート機器「NOS-DX1000」を3月に発売した。

 五感のうち視覚・聴覚・触覚と連動した感動体験価値の提案を進めてきた。嗅覚と連携したTensor Valveテクノロジーは、多数の嗅素を手軽に制御し、混在させずに均一に放出することができる。<...  (つづく)