2023.11.02 三菱ケミカルGとホンダ、自動車ボディー用PMMA材料を共同開発 耐衝撃性向上、調色可能でドアやボンネットなどに適用 塗装レスでCO₂排出削減

ゴム粒子を配合したしなやかな質感(ホンダ提供)

ケミカルリサイクルの事業化を目指す

 三菱ケミカルグループは、ホンダと共同で自動車ボディー部品用PMMA(ポリメチルメタクリレート、以下アクリル樹脂)材料を開発していることを明らかにした。

 現在、自動車ボディー用の素材は一般に鋼板が使用されているが、自動車のドア、ボンネット、フェンダーなどに適用できるような新たなアクリル樹脂材...  (つづく)