2023.11.02 【電波時評】早期の7基体制構築が期待される「準天頂衛星」
自動運転車の開発競争が国内外で激化している。日本が自動運転技術で世界をリードしていく上で重要なインフラの一つに、準天頂衛星「みちびき」がある。
自動運転車にはさまざまなセンサーノードが搭載されるが、中でも自動運転システムの土台として重要なのがGNSS(全球測位衛星システム)による位置情報取得。みちびきは、日本独自のGNSS衛星として2010年に初号機が打ち上げられ、18年11月から4基体制(準天頂軌道3基、静止軌道1基)で運... (つづく)