2023.11.15 【EdgeTech+特集】東芝情報システム ブロードキャストAuracastで新しいオーディオ体験

 東芝情報システムでは、ブルートゥースソリューションの最新の取り組みとして、Auracastブロードキャスト・オーディオを紹介する。

 Auracastは、Bluetooth Low Energy(BLE)の音声ブロードキャストで、低遅延で音切れが少なく、低ビットレートで高音質な、まったく新しいオーディオ体験ができる。受信デバイスの台数制限もなく、また、パスコードによるアクセス制限が可能だ。

 公共の場でのオンデマンド音声配信、友人や家族との音楽コンテンツのライブ共有、講演内容の複数言語での配信など、幅広いユースケースが期待されている。

 同社は、ブルートゥース搭載製品の開発では、カーナビやプリンター、医療機器など累計3000万台以上の機器で実績があり、高い技術力を持った国内専門チームが、仕様検討のコンサルから、スタック移植、アプリケーション開発、SIG認証試験、接続性試験、接続性解析など一気通貫で支援している。

 また、独自のブルートゥースSDK「NetNucleus(ネットニュークリアス)Bluetooth」で、ブルートゥース仕様の複雑性など軽減している。

 同社では、これまでのブルートゥース搭載製品の豊富な実績、ノウハウを生かし、Auracastにいち早く取り組んでいく方針。今後、LE Audio、Auracastなどの機能をブルートゥースSDKに取り込んでいく。

 今回、ブースでは、加賀デバイス提供のAuracast送信機/受信機(Nordic Semiconductor製nRF5340オーディオ開発キット)により、翻訳AIとAuracastを活用した同時通訳サービスをデモする。

 Auracastは、2020年代後半から市場の立ち上がりが期待されている。同社では、24年度下期にもAuracastの商用化に踏み切り、25年度から本格的に事業化を図っていく計画。