2025.08.18 総合電機各社の25年度1Q決算、注力事業の成長継続 通期見通しは期初計画を据え置き
総合電機各社の2026年3月期第1四半期(1Q、25年4~6月)連結決算は、米国関税政策の影響を最小に抑えながら成長事業を拡大し、利益を大きく伸ばしたところが目立った。ソニーグループ(ソニーG)と三菱電機は営業利益で過去最高を更新。情報通信関連の富士通は営業利益を、NECは調整後営業利益を大幅に増やした。シャープは黒字化を達成した。通期見通しは、米関税影響などに不透明感があるものの、多くが期初計画を据え置いた。各社とも成長領域をさらに伸ばす見通し... (つづく)