日本国際博覧会協会は20、21日、大阪市中央区のOMMで共創イベント・第3回「TEAM EXPO 2025 MEETING」を開催している。会場では大阪・関西万博「TEAM EXPO パビリオン」への会場参加にエントリーした共創チャレンジ142組が取り組みを発表しているほか、共創チャレンジの展示を推進。2日間で1000人の参加を見込む。

　イベントは、大阪・関西万博で設置される「TEAM EXPO パビリオン」に参加予定の企業や団体が集まり、ブース出展を中心に情報発信や交流を行うもの。第1回は昨年12月、第2回は今年5月に実施している。

　今回、会場ではブース展示エリア、万博会場体感エリア、4つのプレゼン会場を用意。ブース展示では2日間、一部入れ替わりで企業や団体が取り組んできた内容を展示。プレゼン会場ではスタートアップの企業プレゼンや運営参加特別プログラムに採択された企業が登壇するパネルディスカッションを実施。ビジネスイノベーション、自然と環境などのテーマでのトークセッションを展開している。

　ブース展示では、東京工業大学が「Beyond 5G/6G通信が導く新たな未来」のテーマで出展。次世代通信で使用される予定の高周波数帯域に対応する部品などを紹介した。トークセッションでは総合商社やIT企業、支援機構、大学など約20の企業・団体の関係者が登壇し、未来社会の実現に向けた新たな「共創」を披露している。