2024.01.04 能登半島地震、被害状況が続々明らかに 物流寸断、支援物資滞る

震度7を観測した石川県志賀町の崩れた道路=2日午前、同町(時事通信提供)

 石川県能登地方を震源に最大震度7を観測した地震で、北陸地方や新潟県などで生活インフラや企業活動への影響が徐々に明らかになっている。余震が続く中、倒壊した建物からの救助活動が続く一方、陥没や地割れによる道路の寸断で避難所への救援・生活物資、燃料などの輸送は滞り、一部で断水や停電、通信障害が続く。200棟を超える建物が焼失、被害を受けた石川県輪島市の朝市通り周辺の大規模火災など、被災地での住宅の確保、設備の復旧が急務となっている。

  (つづく)