2024.01.11 「クリエイター支援」前面に CES2024でソニーが訴求 没入型の空間コンテンツ制作システムも

直感的なインタラクションが可能な没入型空間コンテンツ制作システムも発表

ブースのもようブースのもよう

 ソニーグループはCES2024で、感動空間の拡張までクリエイターの創造力を支え、魅力的な表現やエンターテインメントを生み出すことをめざす技術や取り組みを訴求している。高精細なXRヘッドマウントディスプレーを備え、仮想空間内で直感的なインタラクションが可能な没入型空間コンテンツ制作システムも発表。記者もデモや体験に参加した。

 CESで公開した一つは、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)の次世代ビジュアライゼーション(事前映像化)施設「Torchlight」。独自の最新技術を搭載した次世代ビジュアライゼーション施設で、モバイルモーションキャプチャーなどさまざまな技術を組み合わせ、クリエイターがリアルタイムで創造性を発揮できるワークフローを支援する。

  ゲームやスポーツでファンに最先端の体験を届けたり、エンゲージメントを広げたりもする。スポーツでは、新サービスの提供に向けたマンチェスター・シティ・フットボール・クラブとのオンラインファンコミュニティの実証実験が、限定公開テスト段階から好評。2024年中には、β版を一般公開する予定。