米アプライドマテリアルズは9日（現地時間）、拡張現実（AR）の先進技術で、グーグルと提携すると発表した。軽量のビジュアルディスプレーシステムを作成するという。

　材料工学でのアプライドの知見と、グーグルのプラットフォームなどを組み合わせ、「ARエクスペリエンスの次の波に向ける」としている。複数世代の製品、アプリケーション、サービスの開発を加速することを目指す。

　アプライドのフォトニクスプラットフォームビジネス担当のバイスプレジデント、ポール・マイスナー氏は「当社のグローバルエンジニアリング能力と、グーグルの実証済みのプラットフォーム、製品、サービスを組み合わせることで、将来のAR製品カテゴリーに無限の可能性を開く」としている。

　同社は半導体や先進的なディスプレーの製造に使う材料工学に強みがある。