2024.01.23 エアコンの霜取り運転に注意! 車にはスノーブラシとスコップを 街の電気店に聞く、大雪対策

 国土交通省は22日、大雪に対する緊急発表を出した。23日から25日頃にかけて、この冬一番の強い寒気が流れ込む予想だ。

 普段は降雪がない地域にも、雪が降る可能性が高い。いざというときに困らないために、どうすればいいか。毎年積雪に対応している街の電器店が行っている対策について聞いてみた。

 パナソニックの店のライフネット吉田(新潟市秋葉区)は、エアコン暖房使用時の霜取り運転中に電源を切らないよう注意喚起を行っている。

 気温が0度近くになると霜取り運転をしやすくなるが、室外機についた霜を溶かすために行っているもの。同店は「故障だと思って電源を切ってしまわないで」と呼びかけている。霜取り中に電源を切ってしまうと、電源を入れた際に霜取りしていない状態のまま運転に入るため、ますます霜が付くことになる。パナソニック製品の場合は、室内機の緑色のライトの点滅が霜取りの合図だ。

 さらに雪深い地域にある、東芝ストアーのプリズム石田電機(新潟県南魚沼市)は、「スノーブラシ」と「シャベル」を営業車に積んでいる。スノーブラシは、車体に積もった雪を払うもので、シャベルは雪かき用のものを常備。「自分の車が動けなくなったときや、知らない車でも立ち往生していたら助けられる。お互いさま」のためだ。