2024.02.01 【電波時評】便利さの「裏側」にも注意を
2024年も1カ月が経過した。コロナ禍も落ち着き迎えた新年、各業界団体の賀詞交歓会に参加された人も多かっただろう。多くの席で主催者や来賓あいさつの話題をさらったのが生成AI(人工知能)だ。
関心の高さを裏付けるように年明けから新技術の発表が相次いだ。NTTは、独自開発した大規模言語モデル「tsuzumi(ツヅミ)」を活用して、少量のデータから本人らしい発話を生成する「個人性再現対話技術」と、数秒から数分程度の音声から本人の音... (つづく)