2024.02.02 京セラ、4~12月連結は半導体など回復遅れ減収減益

 京セラの2024年3月期第3四半期(23年4~12月)連結決算は、減収減益だった。

 谷本秀夫社長は「主要市場の半導体、情報通信の関連市場の回復が想定以上に遅れ、業績は想定を下回った。コアコンポーネント、電子部品需要が減少し、受注減少に伴い生産設備の稼働率が低下。労務費や研究開発費も増加した」と説明した。

 電子部品は、グループ会社KAVXがタイに建設、稼働させた新工場が業績に寄与せず、減価償却増が重く大幅...  (つづく)