2024.02.05 日本精工、4~12月連結は売上高微増

 日本精工の2024年3月期第3四半期(23年4~12月)連結決算は、産業機械事業が設備投資の低迷の影響を受けたが、自動車事業が堅調で売上高は前年同期比微増となった。

 産業機械事業の売上高は同12.6%減。半導体市場の調整局面が継続し、中国などの海外経済の不確実性の高まりから製造業で設備投資への慎重な姿勢が強まった。自動車事業の売上高は同15.9%増。部材の供給制約による生産調整の解消が影響した。日本、米州、欧州は自動車生産台...  (つづく)