2024.02.20 “カメラ好き”集うメタバース 富士フイルムが22日にサービス開始

富士フイルムスタッフに製品の修理相談なども可能

アバターがメタバース空間を移動し、情報交換できるアバターがメタバース空間を移動し、情報交換できる

 富士フイルムは20日、写真愛好家が集う場を目指すメタバースサービスを22日から提供開始すると発表した。カメラメーカーがメタバースサービスを常時提供するのは国内初。富士フイルムのカメラユーザー同士の交流の場にするとともに、ユーザーとの直接的なコミュニケーションにつなげることも狙う。

 メタバースサービス「House of Photography in Metaverse」は1年がかりのプロジェクトとして実現。①エントランスホール②X/GFXショールーム③ギャラリー④コミュニティエリア⑤アリーナ―の5つのルームを備える。ユーザーのアバターが、製品やサービスの情報を得たり、プロ写真家によるフォトセミナーに参加できたりする。さらに同社スタッフがアバターとして待機し、製品の説明や修理などの相談に音声で応えてくれる。年間50万人の来訪が目標。

(21日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)