2024.03.01 九州大学、低温焼結と安定性両立 Li金属負極用いた全固体電池 マイナス25~プラス120度での動作実証
九州大学の研究グループは、新しい焼結機構を活用することで、焼結温度750度を維持したままLi(リチウム)金属に対する安定性を確保する電解質を開発した。材料間の連続的な相互反応で液相を生成し、1000度が必要とされていた焼結温度を250度以上低減。さらに材料の構成元素に留意して低温焼結とLi金属への安定性を両立させた。研究成果は英国王立科学会誌Journal of Materials Chemistry Aに1月19日掲載された。
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