2024.03.28 モーターサイクルショー、関西で3日間開催 EV、ハイブリッドなど環境車が登場

ヤマハのE01

カワサキはハイブリッドモデルなどを出品カワサキはハイブリッドモデルなどを出品

ホンダはEVコンセプトモデルを披露ホンダはEVコンセプトモデルを披露

 関西最大級のモーターサイクルイベント「大阪モーターサイクルショー」が15~17日、大阪市住之江区のインテックス大阪で開催された。車両出品台数は314台で、展示では電動バイクやハイブリッドモデルなど環境に配慮した製品や競技バイクも登場。3日間で7万2884人が来場した。

 同ショーはモーターサイクル産業の振興と健全なモーターサイクル文化の普及・育成、二輪車の新たな発見や感動の機会提供を目指して開催されている。今年で40回目を迎える。出展者数は合計で134者。

 環境車では、メーカー各社が最新の電動バイクや競技バイクなどを披露。

 ヤマハ発動機販売は「E01(イーゼロワン)」を出展。原付二種クラス(125CC以下クラス)のスクーターとしての実用性と快適性、そして短―中距離移動(通勤)に適した走行性能を備えた機種。

 また、競技電動バイク「TY‐E2.1」も出品。会場外では同機種の最新バージョンのトライアルデモンストレーションも実施。国内トップクラスの全日本トライアルIASクラスライダーの黒山健一選手が急斜面を活用した超絶テクニックを披露した。

 ホンダモーターサイクルジャパンはEVエリアを作り2台のEVを紹介。原付一種の電動二輪パーソナルコミューター「EM1 e:」のほか、同製品に続く電動二輪車の第2弾のコンセプトモデル「SC ℮:concept」も出展。

 モータースポーツエリアでは競技バイクで活躍している電動バイク「CR ELECTRIC PROTO」も披露した。

 カワサキモータースジャパンはEVモデルやハイブリッドモデルなど環境車をブースの目立つ位置に展示。ハイブリッドモデルのNinja7Hybredは3つの走行モードの選択が可能。早朝の出勤時にはEVモードで静かに移動するなど使い分けができるという。

 EVのZ℮-1はROADモードとecoモードの選べる2つの走行モードを搭載。車体の重量バランスなどバイクメーカーのノウハウを活かし、乗り心地にもこだわった。(電波新聞/電波新聞デジタルで後日詳報します)