2024.04.22 ジョーシンソコラ所沢店がオープン 開店前に500人、年商15億円めざす
開店15分前から入店を開始
上新電機は19日、ジョーシンソコラ所沢店(埼玉県所沢市)をオープンした。所沢駅東口から徒歩11分ほどに開業する商業施設「ソコラ所沢」(駐車台数311台)の1階に出店。当日は10時の開店前に約500人が並んだ。
ソコラ所沢が25日にグランドオープンするのに先駆け開店。開店時間を15分前倒しするなど順調なスタートを切った。当日は金谷隆平社長も駆けつけ、待機列が無くなるまで入口付近で来店客を迎えた。
新店が立地する北秋津エリアは土地区画整理を進めており、ソコラ所沢の新設に合わせてテナント出店。3月24日に閉店した「ジョーシンアウトレット所沢店」(同)からの移転オープンになる。奥野拓也店長は「町とともに成長する」といい、地域に根差した店を目指す考えを示した。
売場面積は2516平方メートルで、家電やリフォームなどに加えて、アウトレット所沢店時代には無かった携帯電話とおもちゃ売り場「キッズランド」を加えた。キッズランドは全売り場面積の20%を占め、商品を充実させている。
店内には、「順番待ちシステム」や、インクの商品カードを廃止した「プリンターインク注文カード発券機」などを導入。店舗DX(デジタルトランスフォーメーション)を加速している。
所沢駅西口エリアは、ビックカメラグループやケーズデンキ、ヤマダデンキなど、家電量販店がひしめく。一方、同店が位置する所沢駅東口エリアは、家電量販店の進出が少ない。さらに最も近い上新電機は西東京保谷店(東京都西東京市)で、奥野店長は「ドミナント形成のためにも、当店が足がかりになる」とみている。
同店のレギュラー社員は14人体制で、年商15億円を掲げる。
(後日電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)