2020.05.11 【調理家電特集】東芝ライフスタイル 炊飯器「RC-10ZWP」1420Wの大火力などで甘み引き出す

炊飯器「RC-10ZWP」

オーブントースター「HTR-P3」オーブントースター「HTR-P3」

 東芝ライフスタイルは、1420Wの大火力と火力の多段階調節で、従来機種よりご飯の甘みを約17%高める炊き上がりを実現した炊飯器「RC-10ZWP」を7月上旬に発売する。今月には、約10年ぶりとなるオーブントースター標準機の新製品も発売。夏商戦に向けて調理家電のラインアップを拡充している。

 10ZWPは、最大1420Wの大火力で沸騰させることで、お米の粒が立ったふっくらとした炊飯を実現する。同時に、連続加熱と連続沸騰により、うま味成分のおねばを引き出す。お米一粒一粒をおねばがコーティングすることで、粒感がありながらもうま味のあるご飯に仕上げる。

 火力の多段階調節により、甘みを引き出す細かな加熱を実現。甘み成分の酵素を活性化させる温度帯(約40度から約70度)を約11%長くすることで甘みを引き出し、ご飯の還元糖量(甘み)を従来機種よりも約17%高めた。大火力と火力の多段階調節を合わせて「炎 匠炊き」として新採用した炊飯手法になる。

 好みの炊飯時間と食感を選べる新機能を備えたのも特徴だ。「しゃっきり」「おすすめ」「もちもち」の3通りのうち、いずれの食感を選んでも炊飯時間を30-60分の間で5分単位で設定できるようにした。

 オーブントースター「HTR-P3」は、マットブラックの落ち着いたモノトーンカラーに仕上げた本体幅30センチメートルの小型設計を採用。80度から230度まで温度を調節できるため、表面をカリッと焼き上げたいトーストは230度の高温、サクッと仕上げたい揚げ物の温め直しは160度、溶かしチョコレートは80度など、細かく設定できる。トースト2枚や直径20センチメートルのピザが丸ごと焼ける広い庫内も特徴だ。

 マイディアグループ(美的集団)の調達力を生かして、人気のマットデザイン採用とワンランク上の温度調節機能を備えるなどで、国内ブランドの同一価格帯のトースターに比べて、差別化を図っている。