2024.05.13 日本橋ストリートフェスタ、5年ぶりに開催 大阪・ミナミの魅力向上、万博の機運も盛り上げ

日本橋の工作教室などもPR

あいさつする横山英幸大阪市長あいさつする横山英幸大阪市長

ストリートフェスタのパレードのもようストリートフェスタのパレードのもよう

 大阪・堺筋の日本橋地域を歩行者に開放するイベント「第17回日本橋ストリートフェスタ~ナニワ区EXPO~」(主催=日本橋ストリートフェスタ実行委員会)が12日、大阪市浪速区のでんでんタウンなどで開催された。19年以来5年振りの実施で、電気、ポップカルチャーをキーワードに催し物やセレモニー、パレードなどを実施した。

 「日本橋ストリートフェスタ」は05年に第1回がスタートし、今回で17回目の開催。近年では毎回20万人以上が来街していた。20年からは、コロナ禍で中止が続いていた。

 趣味のまち、ものづくりのまちとして日々発展を遂げる日本橋がポップカルチャーの魅力を国内外に発信。大阪・ミナミ全体の都市魅力の向上、さらには大阪経済の活性化につなげる。また、各区の地域特性を生かしながら、住民、地元企業、商店と共にイベントや活動などを行う「24区万博」に位置付け、2025年大阪・関西万博の機運を盛り上げることもテーマに盛り込んだ。

 オープニングセレモニーでは、実行委員長の幡多伸子大阪市浪速区長のほか、大阪市の横山英幸市長らも参加した。

 会場には大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」や日本橋のご当地キャラクターの「でんのすけ」なども登場。パレードではセレモニーの出席者のほか、地元の店の関係者などが練り歩き、開放地域はコスプレイヤーや観光客などで埋め尽くされた。

 イベントでは、共立電子産業シリコンハウス3階のコーナーで、でんでんタウン工作教室をPR。活動内容や活動参加を訴えた。また、ラジオ大阪や南海電鉄、サミーネットワークスなどがブースを構え、抽選会や自社の取り組み、社会貢献活動などを紹介していた。(14日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)