2024.05.23 「ポスト万博」の空飛ぶクルマ展望 地上公共交通との連携が鍵 三菱総研

三菱総研の大木氏=22日、東京都千代田区の三菱総研本社

 来年の大阪・関西万博で実証実験が予定されている「空飛ぶクルマ」。都市交通の未来を変える可能性を秘めた革新的なこの技術が万博後、どのように社会実装されていくのか、三菱総合研究所が22日、記者説明会を開き「ポスト万博」を展望した。今後の活用には、鉄道やバスなど地域公共交通機関の参入による「空と地上の連携確保」が鍵を握ると指摘した。

 説明会では、無人飛行や空飛ぶクルマの政策検討や市場分析を手がける三菱総研モビリティ・通信事業本部・...  (つづく)