三菱電機は、庫内を整理しやすく中だけ大容量の主力冷蔵庫「MZシリーズ」を前面に出し、快適な食生活の支援をしていく。MZシリーズは、多くの消費者が悩みに挙げている冷蔵庫内の整理整頓や手入れを全面的にサポートする機能が特徴で、家事の負担を軽減しながら食品ロスの抑制と省エネも実現できる。

　新製品は、独自技術で幅と奥行きはそのままに中だけ大容量を実現しているだけでなく、新たに冷蔵庫内の整理に便利な収納ケース「思うまま整理セット」を搭載した。

　このセットは、大小のフリーケースとストッパーで、専用設計したことで庫内のほとんどの場所に配置できる。

　用途に合わせケースを組み合わせることで、散らかりやすい小物の整理や用途ごとに食材をセットすることもでき、整理された使いやすい冷蔵庫が自ら作れるようになる。

　庫内は全ての部屋が仕切られた独立構造で、部屋ごとの温度や扉開閉などを見張って、効果的に冷やす。全室に温度センサーと扉開閉センサーを搭載しており、AI（人工知能）が家庭ごとの使い方を学習し、庫内の温度変化を予測して部屋別に最適な運転をする。

　まとめ買いをしても独自技術により食材をおいしく長時間保存できる。

　「氷点下ストッカー」は氷点下なのに凍らない過冷却現象を応用した三菱独自の技術により肉や魚を生のままおいしく長く保存できるほか、「切れちゃう瞬冷凍」は肉も魚も野菜も自動で冷凍できるだけでなく、解凍せずに必要な分だけすぐに使える。

　従来の「全室独立おまかせA.I.」の通知「A.I.予報」も進化した。給水タンクの水がなくなる前に通知したり、庫内が散らかってきたことを予測して通知したりする。これまで整理整頓に取り組めなかった人に対してもステップごとにやる気を上げられる仕掛けを用意。整理や手入れの解説動画もあり、通知、実践、フィードバックのサイクルで習慣化を促す。

　スマートフォンとも連携し、冷蔵庫モニターで使用状況が一覧で確認できるほか、使用状況に合わせた使いこなしの技のアドバイスなども受けられる。

　カラーは、最新のインテリアの流行に合わせ、新色の「グランドアンバーグレー」「グランドクレイベージュ」「グランドリネンホワイト」の3色を用意。最近のキッチン空間にも調和する。