2020.05.29 【掃除機特集】コードレススティックが人気
〝軽くて強い〟コードレススティック掃除機「POWER CORDLESS」MC-SB30J
掃除機市場で近年注目されているのが、ロボット掃除機やコードレススティック掃除機だ。中でも共働き世帯の増加を背景に、家事負担の軽減へのニーズが高まり、取り回しに優れた掃除機としてコードレススティック掃除機が注目を集めている。
コードレススティック掃除機は、使いたい時にすぐに使える手軽さから需要が伸び、18年度には台数構成比でキャニスタ掃除機を上回るなど、掃除機市場では今や主流の商品になった。
パナソニックの調べによると、サイクロン式掃除機や紙パック式掃除機を使っていたユーザーがコードレススティック掃除機に買い替えるケースも多く、こうしたユーザーの8割が家庭でメーンの掃除機として使っているという。
一方で、掃除のスタイルは従来のように毎日決まった時間に掃除することが減り、週末のまとめ掃除や汚れが目立っている場所をその都度サッと掃除する人が増えている。
こうしたことから、コードレススティック掃除機においても、パワー派や軽量派など、それぞれの使い方に合ったタイプを求めるユーザーが増えている。小型・軽量化・ハイパワー化が開発の大きな方向性となっている。
コードレススティック掃除機をメーンで使うユーザーはパワーを重視して高級モデルへのニーズが高く、サッと掃除派など2台目の掃除機として使う場合は軽量化をより重視する傾向が強く、中・低価格帯モデルを求めるという。
コードレススティック掃除機の中でも多様化するユーザーニーズに対応した品ぞろえが重要だ。
パナソニックの主力製品・充実の「パワーコードレス」シリーズ
パナソニックは、紙パック式掃除機からコードレススティック掃除機、ロボット掃除機RULO(ルーロ)と幅広い商品陣容で快適・清潔ニーズに対応していく。
近年、需要が伸びるコードレススティック掃除機では、軽量・ハイパワーニーズに対応する充実した商品陣容で好評だ。キメ細かくユーザーニーズに対応できる商品戦略で市場に臨んでいる。
同社が提案するのは「POWER CORDLESS(パワーコードレス)」シリーズで、3ライン5品番の充実した品ぞろえで市場ニーズに対応している。
より軽さを重視するユーザーには、本体質量が2キログラム以下の軽量モデルにおいて最高の吸引力(吸い込み仕事率100W)を実現した〝軽くて強い〟MC-SB30Jをラインアップする。
小型ながら、最適な回転数でハイパワーを実現する「新小型モーター」を搭載。パワフルな吸引力と、本体質量1.6キログラム(スティック時)の軽量ボディーを両立して、手軽ながらしっかり掃除ができる。
人が歩くときの腕の振りに近い動きで操作できるレイアウトを採用しているため、ラクな使い心地を実現した。グリップ部の突起が持ち手にフィットし、握りやすく軽い取り回しの「マルチグリップ」を採用。用途に応じて握る位置が変えられるなど、取り回しがしやすい。
壁際のごみまでスッキリ吸い込む「壁ぎわ集じん」搭載の小型軽量パワーノズルを採用している。さらに、独自のV字ブラシで吸引力の強い中央にごみを集めて、取り残しを防ぐ。
カーテンレールなどの高い所や、手元が軽いため階段など段差がある所の掃除も楽にできる。延長管部分を外してハンディクリーナーとしても使える。
加えてプラグを直接本体に差し込んで、立て掛け充電が可能。グリップ裏に「壁ピタゴム」が付いており、倒れにくい。
パワー重視派には、〝とっても強い〟最上位モデルのMC-SBU830Jを提案。新開発のハイパワーモーターにより軽量化とパワーアップを実現し、コードレススティック掃除機で同社史上最高の吸引力200Wを実現している。
小型化して質量を約40%軽くすることにより、約100グラム軽量化を実現した。
併せて延長管の長さを3.5センチメートル短くして、持ち上げ時の負担を約20%軽減するなど、より使いやすさを高めている。
大容量リチウムイオン電池を8本搭載し、長時間の運転時間にもなっている。