2024.07.05 LLM開発、国内で活発化、日本語能力高め巨大ITに対抗

 生成AI(人工知能)を動かす基盤となる大規模言語モデル(LLM)を巡る国内企業の動きが活発化している。今月に入り、KDDIやソフトバンク、パナソニックが相次いで新たな取り組みを発表。先月末には東京大学発のスタートアップELYZA(イライザ、東京都文京区)が、米オープンAIの「GPT-4」を上回る性能を持つというLLMの最新モデルを公開したばかりだ。各社とも日本語の処理能力を高めた独自モデルを投入し、先行する米IT大手と国内市場で差別化を図りたい考...  (つづく)