2020.06.04 【電波時評】人と共に作業する協働ロボットに注目
人と共に作業する「協働ロボット」が注目されている。日本国内では、原動機の出力が80W以上の産業用ロボットは、安全確保のために柵で囲うことが義務付けられていた。13年に規制緩和され、一定条件(ISOの産業用ロボットのリスク評価手法など)を満たせば、人と同じ作業スペースでの稼働が可能になった。
以降、人との共同作業を前提にした新しいロボットが続々と誕生。「協働ロボット」と呼ばれるようになった。普及の背景には産業用ロボットを動かすために不可欠なインテグレーショ... (つづく)