パリオリンピックの中継で、もう一つ気になるのが取材するスチールカメラマンの機材▼C社やN社の独壇場だったのが、今年はS社の機材が目立つ。もともと映像や音響機器のトップメーカーだからデジタル化の進展でユーザーが増えたのは当然だろう。現地に数百本の代替レンズと数十人のスタッフをそろえ、サービスセンターを開設したと伝えられる▼かつてはオリンピックイヤーに合わせて一眼レフの旗艦モデルが発表され、取材陣にオリジナルストラップが配られた。現場は一眼レフからミ...　　(つづく)