2020.06.11 5Gサービス 、「SA」導入の取り組み本格化ネットワークスライシング可能

 この春から始まった第5世代高速通信規格5Gの商用サービスは、既存の4Gコアネットワークと5G基地局との連携による「ノンスタンドアロン(NSA)」のシステム構成を採用しており、提供できるサービスも限定的。高速大容量、超低遅延、多数同時接続というフル機能を発揮できる「真の5G」の提供には5G単独で動作する「スタンドアロン(SA)」の導入が必須となる。通信各社は21年ごろの導入に向け、取り組みを加速させている。

 NSA型の5Gは、...  (つづく)