2024.10.11 主力の軸受とボールねじ 日本精工が来年新製品投入 生産性向上と省エネ貢献

 日本精工(NSK)は、主力の軸受とボールねじで新製品の開発を相次いで発表した。工作機械の生産性向上や省エネルギーに貢献する製品として、2025年以降の市場投入を目指す。

 脱炭素化のニーズの高まりから、工作機械の主軸用軸受の潤滑方式として電力消費量が少ない「グリース潤滑」への注目が集まっている。ただ、グリースは劣化しやすく、ほかの潤滑方式と比べて軸受の交換頻度が高くなり、機械のメンテナンスサイクルが短くなるという課題があった。...  (つづく)