指月電機製作所の2025年3月期第2四半期（24年4～9月）連結決算は増収増益。売上高は産業機器用コンデンサー、電力機器が伸長。第2四半期として3年連続で過去最高を更新した。利益は価格転嫁の進展、為替影響、生産性の改善などで増えた。

　コンデンサー事業は、産業機器用コンデンサーがパワエレ市場を中心に伸長した一方、xEV用コンデンサーが商品の早期ピークアウトや約半年の立ち上げの遅れなどの影響で減産となり減収減益。電力・環境省エネ事業は、国内向け力率改善用機器などの伸長により増収増益となった。

　通期連結業績予想は前回発表の数値を据え置いた。