2025.02.06 ヤマダHD、4~12月連結は季節家電好調で増収
ヤマダホールディングスの2025年3月期第3四半期(24年4~12月)連結決算は、エアコンなどの季節家電が好調だったほか、住宅関連の構造改革が成果になり、売上高は前年同期比1.9%増、営業利益は同1.5%増、経常利益は同1.0%増と堅調に推移した。
事業別では、家電などのデンキセグメントが夏の猛暑と年末の寒波などの影響でエアコンをはじめとした季節商品が伸びたほか、住宅・リフォームが好調で同1.2%増収だった。営業利益は冷蔵庫の不振やポイント施策の転換などで同3.7%減となった。
改革を進めた住宅関連の住建セグメントは同5.8%増収、営業利益は同2.7倍と好調に推移した。注文住宅着工の遅れがあるヒノキヤグループは苦戦したものの、構造改革を断行したヤマダホームズは好調で赤字も大幅に縮小した。バスやキッチンなどを開発製造するハウステックも増収増益だった。
金融と環境セグメントは増収・営業増益で堅調に推移した。9カ月累計で新規に13店出店し30店を退店した。
通期連結業績見通しは変更しない。