2025.02.14 手触りこだわるペット型抱き枕 店舗販売目指す 群馬電機
「リラピー」は、ぐっすりと眠っているイヌとネコの形をしている
「ポポーポポポポ♪」と、スーパーでおなじみの軽快な音楽を流す「呼び込み君」を開発した群馬電機(群馬県みどり市)が、2024年9月に発売したペット型抱き枕「Relapy(リラピー)」の販路拡大に乗り出している。2月12日から14日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催の「東京インターナショナルギフト・ショー」にも出展。EC(電子商取引)サイトから店頭への展開を強化している。
リラピーは、ゴールデンレトリバーとブリティッシュショートヘアーの形をしたぬいぐるみ。ノンレム睡眠中の心拍数のように、時間の経過とともに鼓動のリズムが変化し、内蔵している温感ヒーターで約38度のぬくもりを感じられる。
手触りにもこだわり、滑らかな触り心地になるように改良を重ねた。ケアライフ商品部の鈴木隆主任は「触って初めて、鼓動や温かさを理解してもらえる」と述べ、いかに手に取ってもらうかを重視している。
現在はECサイト中心の販売だが、実店舗での販売を目指してギフト・ショーに出展した。リラピーや群馬電機の認知度を拡大するために、インフルエンサーに製品紹介を依頼するなど、SNSマーケティングも取り入れている。
鈴木主任は「口コミでの拡散を狙いたい。そもそも、こういう製品があることを知ってもらいたい」と、リラピーをはじめとした同社の取り組みの認知度を上げていきたい考えだ。
リラピーは直販サイトで税込み1万6500円。