2025.03.03 JAXAとアストロスケールが宇宙ごみの除去実証の成果報告 近距離での調査に世界初成功
左から岡本氏、山元チーム長、加藤社長、新マネージャー
宇宙航空開発機構(JAXA)と、宇宙ベンチャー企業のアストロスケール(東京都墨田区)は、大型スペースデブリ(宇宙ごみ)の除去実証で、アストロスケールが開発した人工衛星が最大約15メートルの近距離での調査に世界で初めて成功したと発表した。今回得られたデータなどを活用し、「使い捨て」の文化が根付いている宇宙空間で、デブリの除去だけでなく、衛星の寿命延長や故障機の観測・点検など新たなサービス立ち上げに弾みをつけたい考えだ。
スペー... (つづく)