2025.04.15 大阪・関西万博、初日に14万人強来場 終始にぎわうパビリオン

雨にもかかわらず多くの来場者でにぎわった

 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)が13日、夢洲(大阪市此花区)で開幕した。午前9時の開門と同時に多くの来場者が入場。東ゲート付近では吉村洋文大阪府知事らが来場者を迎え入れた。パナソニックグループがパビリオンでセレモニーを開催するなど、初日らしい開幕イベントが各所で行われた。初日は14万人強が来場した。

 「いのち輝く未来社会のデザイン」がテーマの大阪・関西万博。会場には象徴となっている一周約2キロメートルの大屋根リングがあり、内側に約160カ国が参加する海外パビリオン、外側に企業や政府、自治体を中心とした国内パビリオンが設置されている。

 オープン前にはたくさんの人が集まり、開場を待った。開場後、通路などで吉村知事や横山英幸大阪市長らが来場者に手を振って迎え入れた。午後からは雨が降ったものの、各パビリオンは終始、混雑した。

 各パビリオンやホールなどでセレモニーやイベントが行われた。パナソニックグループパビリオン「ノモの国」では、開場前のオープニングセレモニーで、パナソニックホールディングス執行役員の小川理子渉外担当があいさつしたほか、テープカット、記念撮影を実施。参加した70人の関係者が士気を高めた。

笑顔を絶やさず

 小川執行役員は「ス...  (つづく)