2025.05.20 ソニーがワイヤレスヘッドホン新型 著名な音楽制作スタジオのエンジニアと共創
WH-1000XM6(左からブラック、プラチナシルバー)
ソニーは、世界的に著名な音楽制作スタジオであるSterling Sound、Battery Studios、Coast Masteringのサウンドエンジニアと製品テストを実施し、音質の調整を共同で行い、アーティストの意図する音を再現する高品位な音楽体験を届けるワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM6」を30日に発売する。
同製品は、新開発の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3」を搭載し、世界最高クラスのノイズキャンセリング性能を実現。また、ソニーの立体音響技術を使った「360 Reality Audio Upmix for Cinema(サンロクマル・リアリティオーディオ アップミックス フォー シネマ)」機能を備え、映画や動画のステレオ音源を、映画館で視聴しているような臨場感のある立体的なサウンドで楽しめる。カラーはブラックとプラチナシルバー。価格はオープン。
「WH-1000XM5」で搭載していた「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」の約7倍の信号処理能力を有する高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3を搭載。ヘッドホン本体に12個のマイクを搭載してノイズを収音し、プロセッサーによってノイズを打ち消す逆位相の音を高精度に生成することで、高いノイズキャンセリング性能を実現する。また、高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3に搭載する新開発の先読み型ノイズシェーパー技術によって、急峻(きゅうしゅん)な音の立ち上がりに対する応答性を高め、音のひずみを低減し、より鮮明でスピード感のある高音質を楽しめる。
通話性能に関しては、六つのマイクとAI(人工知能)アルゴリズムの組み合わせにより、口元への指向性を高めたAIビームフォーミング技術を搭載し、ユーザーの声とそれ以外の環境ノイズを分離し、ユーザーの声のみをクリアに抽出する。
そのほか、ヘッドバンドを幅の広いデザインにすることで、快適で安定した装着性を実現。また、折り畳み機構を採用しており、持ち運びに便利だ。