2025.05.30 主要事務機各社の25年3月期連結業績、オフィス市場回復で好調 米関税や円高など懸念材料残る
主要事務機各社の2025年3月期(24年4月~25年3月)連結決算は、オフィス市場の回復や円安効果も追い風になり、増収増益基調で推移した。各社が注力するオフィスサービス、ITサービス分野がけん引。デジタル印刷へのシフトが加速している商業印刷分野も好調だった。利益面では事業構造改革効果も出始めている。26年3月期は米関税政策、円高進行などが懸念材料になっている。
リコーは売上高が前期比7.6%増、営業利益が同2.9%増の増収・... (つづく)