2025.06.05 住友化学と東京科学大、低消費電力メモリーで革新的成果 強相関電子材料の応用先として期待
住友化学と東京科学大学は2023年から、次世代量子デバイスの重要材料の一つ「強相関電子」の実用化促進に向けた研究に取り組んできた。このほど、「強相関電子材料」の応用先として期待される「低消費電力メモリー」において2件の革新的成果を得た。
【成果1】強誘電体(AlScN)の自発分極を利用して強磁性体(CoFeB)の磁気異方性制御に成功【成果2】BiFe0.9Co0.1O₃において電場による磁化反転の新たな経路を発見―の2件。<... (つづく)