2025.07.17 【関西特集】セミナー開催 量子コン、生成AIなど2日間で6コマ

以前開催したセミナーの模様

 セミナーは2日間で6コマを用意する。会場は6階AV会議室、7階食堂をサテライト会場として用意する。各回とも定員は80人。

 17日は午前11時から正午まで「製造業における量子コンピューティングの活用」をテーマに実施。Fixstars Amplifyの平岡卓爾社長が設計、材料開発、SCM最適化などの分野での応用可能性について紹介する。

 午後1時30分から2時30分までは「生成AIを活用したオムロングループの業務改革」を主題にオムロンの伊藤卓也イノベーション推進本部DXビジネス革新センタ長が紹介。企業のDX推進として活用シーンが増えつつある生成AIに関して、オムロングループ全社横断の生成AI活用推進プロジェクト「AIZAQ」の取り組みを、具体的事例を交えて紹介する。

 午後3時30分から4時30分までは人気の「半導体市況セミナー ~2025年度後半以降の市況見通し~」を用意。

 電子機器、半導体メーカーの最新動向に基づき、今年度後半から26年の市況見通しについて、分かりやすく説明。講師はインフォーマインテリジェンスの南川明シニアコンサルティングディレクター。

 2日目の18日は午前11時から正午まで「AI時代の働き方改革:Microsoft Copilotがもたらす人材確保と省力化の未来」を題材に日本マイクロソフトの図司享三パートナーソリューションマネージャーが登壇。Microsoft Copilotを活用し、業務効率化や省力化を実現する最新技術と、人材確保・育成におけるAIの役割を、具体例を交えて解説。成功事例や導入時の課題克服策を共有し、AI時代における企業変革のヒントを紹介する。

 午後1時30分から2時30分までは「工場でのOTセキュリティの課題と三菱電機のソリューション」をテーマに三菱電機OTセキュリティ事業推進部の小林民樹次長が講演。世界的に脅威が高まっているサイバー攻撃から工場を守り、安定的な生産活動を実現するため、生産現場、OTに精通する三菱電機から最新のOTセキュリティーソリューションを紹介する。

 午後3時30分から4時30分までは「エネルギーマネジメントとインフラ設備(E&F)における三菱電機のソリューション」をテーマに三菱電機エネルギー・システムソリューション営業部ファシリティソリューション営業課の森祥太郎氏が解説。製造業が抱える二大課題〝カーボンニュートラル〟と〝安心・安全〟に対する三菱電機のソリューションから、電力・熱のエネマネやスマート保安などの取り組み事例を紹介する。