2025.08.14 東洋紡、有機溶媒耐性分離膜を開発 中分子医薬品製造プロセス精製工程向け
新たに開発した中分子医薬品向けの有機膜(分離膜)
東洋紡は、独自の膜技術などを応用し、業界で初めて中分子医薬品の製造プロセスにおける精製工程向けに有機溶媒耐性を持つ分離膜を新たに開発した。有機溶媒中の反応・合成で得られる中分子医薬品の、原料合成から分離・精製までの工程を連続して行う「連続生産プロセス」への適用が可能となり、生産効率の向上に貢献する。
今後、同分離膜・技術を活用し、中分子医薬品の受託研究開発製造(CRDMO)を行うシンクレスト(神奈川県藤沢市)と共同で、中分子... (つづく)