山善は、同社初の紙パック式スティッククリーナーとして約1.0kgの業界最軽量を実現した新製品を発売した。

　新製品は、ZKSK-L600(スタンドなし／市場想定価格税込2万1780円前後)、EKSP-SL600(スタンドあり／同2万3980円前後、10月上旬発売)の2機種。ホームセンターや同社の直販サイト「山善ビズコム」、EC（電子商取引）モール「くらしのeショップ」で販売する。年間2万台の販売を目指す。

　新製品「軽量紙パック式スティッククリーナー」は、紙パック式ならではの「ごみに触れず捨てられる」という清潔性と扱いやすさを保ちながら、他社従来品の最軽量だった1.1kg を下回る業界最軽量の約1.0kgを実現。ハンディー時には約0.7kgの重さになる。

　ワンタッチで簡単にごみ捨てができ、ごみに直接触れることがないため、手を汚さず快適に使える。紙パック内部には、逆流を防ぐダストロック弁を搭載。ごみの逆流やごみを捨てる際のほこりの舞い上がりをブロックする。

　ミニマムでスタイリッシュなデザインのため、室内インテリアにも映える。軽量のため、階段やエアコンなど負荷のかかる場所でも使いやすく、後処理の負担も少なく、日常の掃除をより快適にする。

　ヘッドには、細かな隙間や溝のごみをしっかりとかき出すパワーブラシを搭載。ラグやカーペット、畳の溝のごみも取り残しなく、ヘッドの前方部を薄くし壁との距離が短くなるよう設計、壁際までブラシが届く。

　同社は、本体約820gと軽量で、フィルターとダストカップを取り外して水洗いができるサイクロン式「軽量コードレススティッククリーナー」も6月上旬から投入している。紙パック式も軽量タイプを発売することで、サイクロン式と合わせて用途や好みに応じて選べるようにしている。