2025.10.24 東レ、廃棄エアバッグ由来のリサイクルナイロン66樹脂開発でリファインバースと覚書
廃棄エアバッグからリサイクルしたナイロン66樹脂(コンパウンド品)
東レとリファインバース(東京都千代田区)は、エアバッグ端材をリサイクルしたナイロン66樹脂の開発に向け、覚書を締結した。エアバッグの回収、シリコーン剥離、洗浄、リペレット工程をリファインバースが、コンパウンド処方設計、量産を東レが実施するという役割分担で協業を深化させ、リサイクルナイロン66樹脂の開発を加速させる。
両社は、ナイロン66樹脂に残存する異物をできる限り低減するため、剥離や洗浄、リペレット工程の最適化を進め、従来品以上に純度の高いリサイクル樹脂の開発を進めており、国内で廃車から回収するエアバッグを自動車用途に再利用するサプライチェーンを構築する。
東レは「東レグループ サステナビリティ・ビジョン」で、2050年に「資源が持続可能な形で管理される世界」の実現を掲げている。








